星を追う子ども 観て来た

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新海作品の風景画は本当に素晴らしい。
風景画を沢山見れただけで満足って言いたい所だけど、ストーリーが期待していた物とは違った。

死による喪失感をファンタジー要素で濁しながら描いてる作品であって、宣伝文句にあったジュブナイル的な要素はほとんど感じられなかった。
ファンタジー場面も全体的に専門用語が多すぎで説明不足。

登場キャラの行動も突飛な行動ばかりで感情移入する事もできず、見てる人の大半を置いてってる。

先生はあの崖を見たすぐ後に明日菜の旅を終わらせるべきだったんじゃないかな。
君なら降りれるって言った後に生きていて欲しいとか、もう何がなんだか。
先生の覚悟はずっと描かれてたけど、明日菜の覚悟はモヤモヤしたまま。
「君にここに来て欲しくなかった」ってシーンがやりたいだけで、大人の旅に子どもが同行してるだけにしか見えなかった。
あのシーンは好きだけど、そこまでの旅が残念だったなぁ。


ミミの可愛さはハンパなかった。
ネコ飼いたくなったけど、あんなに懐くネコっているのかな(笑

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まだ38歳の新海誠監督、これからの作品も楽しみにしてます。
また、ゲーム関連のお仕事もしてほしいなぁ・・・なんて。

アートブックの発売が楽しみ。
DVDはどうしようかな、一応揃えてるしなぁ。