3DS レイトン教授vs逆転裁判

20時間ほどでクリア
タイトルにvsと付いてはいるが対立する事無く、仲良く謎解き。

レイトン教授VS逆転裁判 - 3DS

レイトン教授VS逆転裁判 - 3DS

レイトン教授シリーズの世界にナルホド君とマヨイちゃんが迷い込んできたようなお話。
レイトンシリーズ恒例の圧倒的スケールな大仕掛けは健在で、いやそれ無理だろ・・・って突っ込み入れたくなる展開なんだけど、日野さんだしと何故か納得させられる(笑
逆転裁判シリーズの小ネタを使った笑いも多く、レベル5と驚きとカプコンの笑いがお互いの足りなかった部分を埋め合ってる感じで、予想以上に楽しめた。

ゲームの作りはレイトン教授パートと逆転裁判パートを交互にプレイする形。

レイトンパートはいつもと変わらず、ヒントコインを探しながら謎を解き先へ進む形。
メインの謎解きは、頭の体操のネタが尽きてしまったのか、ニコリのパズル集みたいなペンシルパズルのような謎がほとんど。
なんか違うんだよなぁ...ニコリはニコリで雑誌を買うくらい大好きだけど、レイトン教授シリーズはやっぱ文字で惑わす頭の体操をメインに据えて欲しいと思う。
本編にあったロボットのパーツ集めやら犬のお散歩みたいなサブパズルも無く、探索は謎とコインを探すのみで本編に比べ少し物足りない。

逆転裁判パートは逆に本編では出来ない新しい試みとして、複数の証人をまとめて証言台に上がらせ喋らせる群集裁判システムを採用。
通常は1対1で証言と証拠で矛盾を突いていく形だが、群集裁判はAの証言とBの証言の矛盾をその場で指摘したり、Aの証言中にBがそれ違うんじゃない?って言い始めたり、果ては傍聴してる人が乱入してきたり、外伝だからと本編じゃ絶対出来ない事をやっていてすごく面白かった。

この群集裁判のシステムは是非本編でも採用して欲しいな。

ゲームオーバーの無いレイトン教授と5回選択をミスするとゲームオーバーになる逆転裁判
難易度は下がるがレイトンパートで集めたヒントコインを逆転裁判パートで使用して、ほぼ答えを教えて貰う事も出来るんでゲームオーバーを回避しながら先へ進む事が可能。
逆転裁判のファンにしてみたらツマラナイと思うだろうけど、逆転裁判のシステムをレイトンファンに押し付けない親切な仕組みだと思った。

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本編じゃ出来ない事をやった逆転裁判パートに関しては満点だけど、レイトンパートはちょっとマイナス。
コラボレーションは今回のみにして、やっぱ早く本編がやりたいネ。

この人も久々に見たいよ。

気のせいかな? あごが・・・