３ＤＳ アンチェインブレイズレクス クリア

グランディアの製作に関わった人がシナリオを担当したって売り文句を見て購入したけど、まぁ想像通りグランディアとは全然違うものだった。

どちらかっていうとグランディア２のようなノリで、初代のような冒険譚を期待してた自分にはコレジャナイ感が一杯デス・・・

アンチェインブレイズ レクス - 3DS

クリアまで６５時間。　
クリア後に出てきた追加ダンジョンクリアに＋２時間。

追加ダンジョンクリア時のパーティとレベルはこんな感じ。

クエストコンプまでは＋５０時間くらいのレベル上げ＋レアアイテム収集作業が必要っぽいんで自分は断念。

ゲームシステムは世界樹の迷宮寄りなダンジョンＲＰＧ。
戦闘でレベルをあげ、ダンジョン内で素材を手に入れ武器装備を合成し、キャラクターを強くしていく。
固定の８キャラから４キャラを選ぶ形で、キャラクリエイト的な物は無いが、固定キャラの寸劇でストーリーを充実させている。

ダンジョンの仕掛けはまぁまぁ面白く、マップを埋めていく楽しさはまぁまぁ満足できた。
ただ歩くスピードやドアを開けるモーションが長く、スピード感は全然無い。
素材集めのために何度も同じ場所を進むことになるんで、モッサリとした動きには大分イライラさせられた。

戦闘もキャラの動きが一切ない上、戦闘のスピードが遅い。
敵が１５体出てくる事がちょいちょいあるけど、味方側の全体攻撃手段が乏しく１匹ずつ倒すことになり、１ターン３０秒以上、１回の戦闘に３〜５分かかるケースも少なくなかった。
戦闘の早送りが出来たら、総プレイ時間が３分の２になるくらい無駄な時間だった。

このゲーム最大の不満点はアイテム所持数と倉庫の仕様。
合成のために大量の素材を集める要素があるのに所持できる数が少なく、途中でアイテムを廃棄しながらダンジョンを進める事になる。
村に戻れば倉庫はあるが、倉庫の中身の確認が倉庫でしか出来なかったり、合成するのに一々倉庫から出し入れしなきゃ駄目だったり、すっごく面倒なのに合成素材の種類は２００弱と多すぎで合成する気力が途中から沸かなくなった。

なもんで、自分は終盤は素材は全部売って回復アイテムを購入するだけにして、一切合成せずにクリア。

強武器無しで少し不安になりつつラスボスと戦ったけど、あっさりと倒せてしまった。
道中に出てくる雑魚１５匹の方が強かったくらい。
初代ファンタシースターのラスボスよりも道中のマンモス８体の方が強かったとかそんな感じ。

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ダンジョン攻略自体は面白いとは思うんだけど、テンポの悪さ、スピード感の無さ、倉庫の不満点が良い部分全て台無しにしてる。
ここをこうしてれば面白くなれたのになぁって場所が大量にある。
本当に勿体無い作品でした。

製作者の過去作の知名度を宣伝文句にしてたゲームだったけど、本当に過去何を作ってたかとか関係ないねぇ・・・