wiiware きみとぼくと立体。

見た目と違って、そんな簡単に感想が書けるような温いゲームじゃないですよ(笑)
のんびりと進めてましてまだレベル3の途中、規定ノルマクリアは4つ・・・
http://www.nintendo.co.jp/wii/wiiware/wkbj/index.html
触って10分の感想は、あれ?本当に飯野賢治の作品? でした。やっぱりゲームマニアとして、あの飯野賢治の復帰作って先入観が大きかったですから。


感想としては面白いというか、気持ちいい。

ニンゲというキャラを傾きやすい立方体の上に崩れ落ちないよう一定数置いていく子供向け知的玩具にありがちなバランスゲームですが、このニンゲが置いた後にもランダムで色んな動きをするのがゲームの特長。
時間制限の中、そっちいくな!とか突っ込みたくなるお馬鹿な動きもするし、シロニンゲというお邪魔キャラが出てきたり、ニンゲを置くと固まるカチコブロック、たまに電撃がでるリズムブロック等後半に行くにつれ難易度向上のギミックがでてきて、ゲームが終了するまで油断することの出来ない作り。
パズルゲームって一人用の最善手を追究するような思考型が多いですけど、このゲームは二人用を第一に考えた作品っぽいかなぁ、交互(同時)にニンゲを置いて行く二人用で遊ぶのであらばニンゲのハプニング的行動があると自然と盛り上がる、wiiスポ等のように会話を広げるタイプのゲームっぽいかな。だとしたらシロニンゲだけでもMiiを使えれば更によかったろうに。
ブームブロックスレッツキャッチのように、ニンゲを投げるリモコン体感操作とゲームの相性はすごく良く出来てて操作が気持ちがいい。リモコンから音が出るってのも何故だか気持ちいいし、ナイスが出た時は本当気持ちいい(笑)
あとナイスを連発するとニンゲがポーズを取ったりとか、クリアしていくとステージセレクト画面での音楽が少しづつ完成していくとか、どことなく任天堂っぽい部分も。


ダウンロードゲームって事で、ストーリーなどは無く純粋なアイデア勝負での作り。一人用ゲームとしてはやっぱり物足りない部分があり、良くも悪くも1000円。色んな友だちが遊びに来るようなご家庭なら、ちょっとした盛り上がりに役立ちそう。

パッケージ版にするとしたら、こうするあーするって外野的に考えるのも面白い。二人対戦つけたり、ずっとブロックを増やしてくモードを付けたり、ブロックを果物の形やら動物の形にした視覚的遊びを入れたりとか。欲を言えば切が無い(笑
・・・
飯野さん(今更さん付けしてスミマセン)って、一ユーザーの感想を気にする人だっけかな?って思ったりしたのですが、それも含めて「あの飯野賢治」がこんなカジュアル系のゆるいソフトを出すとは驚きです。
今後の作品はカジュアル系の作品を続けていくのか、はたまたローラ主演の映画的な物が出てくるのか、いずれにしよ飯野さんの今後を楽しみにしてます。
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一人用バランスゲームならこれが面白かった。永遠と積み上げていくだけなんですが、高さにより比較対象(東京タワーやら富士山やら)があったりして中毒性がすごく高い。

つんでツミキス

つんでツミキス

ただ内容的にフルプライスではオススメしづらい・・・ストーリーモード紛いな物を省いてDSiwareで800円とかならオススメなんだけどなぁ。