3DS リズム怪盗R クリア
面白い部分も少しあったけど、総合的には面白くなかった。
あっさりとしたストーリーは自分の心には何も響かず、1週間以内にクロード以外の名前は忘れちゃうわぁ。
リズム怪盗R 皇帝ナポレオンの遺産 特典:『リズム怪盗R』スペシャル・セレクションCD 付き - 3DS
- 出版社/メーカー: セガ
- 発売日: 2012/01/19
- メディア: Video Game
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公式にはリズムゲームは全50個と書かれているが、難易度違いも含めてるんで実際には半分以下、パチパチ三人衆にいたっては難易度が4種類も。
ゲームプレイ時間を延ばすために背景画像をタッチしまくってアイテムを集める要素を入れてるが、イライラするだけ全くの無駄。リズムゲームで遊びたいのに、なんで宝探ししなきゃいけないのか。
かなりマイナス評価。
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主人公のラルフ君は、頭脳明晰、運動抜群、大軍に襲われても素手で倒し、女の子抱えながら10m以上の跳躍をする、敵ボスとの剣を使った決闘もあっさり勝利、サッカーも上手。
女に弱くないルパン、体が大きいままのコナン、まさにパーフェクト超人。
怪盗モノと言えば、身内・恋人にも正体を隠し、バレそうになる緊張感を楽しむ(まじっく快斗やキャッツアイみたいな)要素が結構重要だと思うんだけど、リズム怪盗は出会って間もないヒロインに正体を自ら話し、自宅&お宝隠し部屋に招待する。
何の緊張感も面白みも無いストーリー。
コンプレックスを抱えた少年探偵が頑張るお話とかなら感情移入も出来ただろうけど、完璧超人の主人公が淡々と解決していくだけのお話は全く面白くなかった。
そのくせ行方不明になった父親の正体を隠したまま次回作に続く形でエンディング。
次回作に続ける形なら主人公の正体は誰にも知られないままにしとけばいいのに、これだと次回作が全く期待できない。
最悪のストーリーだったわ。
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リズムに合わせてタイミングよく操作するゲーム、画面に合図が出るんで操作するタイミングはわかりやすい。
操作方法は主に3種類
・ボタンを使ったモノは◎、極普通のリズムゲー。引っ掛けも多いけどリズム天国に似た感じで楽しめる。
・タッチパネルを使ったモノは○、右から左に動かす操作は大丈夫だけど、タイミングを合わせて素早く丸を描くのは少し難しい。
曲にあわせて左右に動かすだけのバイオリン操作は単純だけど面白かった。
・本体のジャイロセンサーを使ったモノは×、少し大げさに動かさないと反応が悪い。本体を操作→真ん中に戻すの操作が必要で、素早い動きは面倒なだけ。
Wiiのリズム天国でリモコンを使ってるのにボタン操作だけだった理由が良くわかった。
ジャイロセンサーはタイミングが重要なリズムゲーに向かない。
ダンスゲーのように曖昧な判定のものなら体感操作が面白いんだけどね。
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良かった部分
可愛らしいキャラデザインとノリの良い音楽は満点。
ゲームを購入した際に貰ったサントラCDは早速ipodに入れました。
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クロードに関して、ここは完全に個人的嗜好(笑
少年探偵が追跡調査で変装してる格好とかなら最高だったけど、アレは無いわー、ストーリー考えた人は何もわかってないとしか言いようが無い。
かなりガッカリだった。
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リズム怪盗は減点部分が多すぎた。
レイトン教授を10とするならリズム怪盗は5、レイトン教授の完成度を再認識させられたよ。